『赤のミスティンキル』
 第二部 主要登場人物

ミスティンキル:“炎の司”。龍王イリリエンからは龍になりうる試練を受けるだろうと言われている。体の中に膨大な赤い魔力を有し、魔導について継承した。しかし、魔導行使にあたって当然知ってしかるべき摂理等、根幹になる知識については全く無知。

ウィムリーフ:ミスティンキルの恋人。“風の司”。今回のデュンサアルの一連の冒険行は、冒険家のたまごを名乗る彼女にとって初の冒険行となった。魔導の解放に際して、ミスティンキル共々立ち会った。ウィムリーフには魔導が備わってないようにも見受けられるのだが……。

アザスタン:龍頭の衛士。金色の角を持つ蒼龍。“炎の界《デ・イグ》”でイリリエンを守護する。

エリスメア:バイラル(ベルドニースびと)。ディトゥア神と人間との間に生まれたが、彼女は母親と同じく、人間としての人生を歩むことを決意した。フェル・アルム島のハシュオン卿のもとで魔法の勉強をしていたが、今は魔法学の勉強のためにアルトツァーン王国におり、魔法使いとして生計を立てている。

ハーン:宵闇の公子レオズス。エリスメアの父。人間の身体を得てすでに百五十年以上経っているが、未だに若々しい姿を保っている。タール弾きであり、戦士。若干の術も心得ている。滅多なことではレオズスとしての本領は発揮しない。

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