『赤のミスティンキル』
 第一部 主要登場人物

ミスティンキル:ラディキア群島のドゥノーン出身。ドゥローム《龍人》の若者。五十歳。純粋な赤い“原初の色”をその身に宿すゆえ、強大な力を有している。寡黙だが、ウィムリーフのことを大事に思っている。

ウィムリーフ:ティレス王国の王都ディナールで育ったアイバーフィン《翼の民》の娘。五十五歳。“風の司”。明朗で、人見知りしない性格。

アザスタン:龍頭の衛士。金色の角を持つ蒼龍。“炎の界《デ・イグ》”でイリリエンを守護する。

イリリエン:偉大なる深紅のドゥール・サウベレーン《龍》。“炎の界《デ・イグ》”を守護する龍王。

エツェントゥー:炎の“司の長”の長老格。

マイゼーク:“司の長”のひとり。

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